2022年のGW、コロナが蔓延しだしてから、ゆうに3年。
規制が緩んできたこの頃に、私はしびれを切らして海外へ飛び出しました。
イギリスに3泊、ベルギーを横断してオランダに3泊、6泊8日の弾丸旅行です。
(出発は夜中の10時で、日中はしっかり仕事してたので1日にカウントしてないんですが、ちゃんとしたら6泊9日になるのか…?)
まだ日本への帰国にはPCRを受けて陰性証明書の発行が必要だった頃。それから飛行機の便も少なく、加えて加速する円安。
普段との違いはこの記事でまとめています。
はたしてこのコロナ旅行にはいくらかかったのか。
書き出してみようと思います。
事前費用
航空券
カタール航空:105,370円
(往路:成田空港→ハマド空港→ヒースロー空港)
日本航空BSP:112,550円
(復路:スキポール空港→ヘルシンキ空港→成田空港)
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合計:217,920円
コロナ前にイギリスに行ったときは10万ちょっとだった記憶があるので、完全に2倍。
ゴールデンウィークということもあるので、コロナ × 大型連休のどちらがより作用したのかは分かりませんが。
現在、お盆ごろの成田 ⇄ イギリスの往復費を見ても、20万円を超えてますね。
円安の影響はまだまだ続きそうです。
ヨーロッパあたりの旅行は、まずはじめに20万以上の航空券代がかかることを念頭においた方が良さそうです。
予約した便は5月2日の夜中。
旅行を決行したのは4月26日。旅立ちの1週間前。
本数自体が少ないので、ほぼこれしか選択肢がない状態でした。
こんな直近に海外旅行を計画するアホな人間はそうそういないので、まったく参考になる気がしません。
ただ2022年の年始は、帰国後の隔離期間が1週間になったり2週間になったりして、規制がかなり不安定だったため、この期間に海外旅行に挑戦した方は、みんな同じような状態だったのではないでしょうか。
今はもう、帰国後に2週間家から出れないなんて想像できないですよね。世の中が元通りになってよかった…
海外旅行保険
保険料:4,000円
海外旅行で保険に入ったことがなかったんですが、現地でコロナにかかったら医療費が莫大になるので、背に腹は代えられんと加入しました。
コロナの脅威はなくなったわけじゃないので、残念ながらこれは今後もずっと続きそうです。
年末年始にフランスに行ったときは、直前にコロナに感染した場合にキャンセル料を何割か負担してくれる保険ができていたので加入しました。
飛行機のキャンセル料の規約もちゃんとチェックしておかないといけないですね。
渡航時の為替
旅程を振り返る前に、まずは為替をチェック。
1ポンド:167円
1ユーロ:141円
凄まじい円安。
更に恐ろしいのは未だに収まる気配がないことです…
旅行中の費用
旅行日それぞれの費用を書き出していきます。(自宅から成田空港までの交通費は省きます)
小銭で支払って円換算で四捨五入したものや、レシートを貰えなくて記憶が曖昧なものもあるので、それなりに誤差はあります。
5月3日 トランジット
お土産 バクラヴァ:2,500円
昼ご飯 カレー:2,600円
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合計:5,100円
カタールの空港での乗り継ぎ時間があまりにも長すぎて(8時間)、ノリで頼んでしまったチキンカレー。
マイルドで口に合ったけど、お米はおいしくなかった…
5月3日 イギリス着
交通費 ヒースロー空港 → サウスエンド・オン・シー:2,500円
宿泊費 2泊:13,006円
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合計:15,506円
Airbnbで民家に連泊しました。
5月4日 イギリス田舎観光
スーパー:584円
お土産 ポストカード:283円
昼ご飯 クリームティー:1,352円
お土産 スーパー:500円
お土産 スーパー:2,003円
夕ご飯 サンドイッチ:734円
交通費:735円
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合計:6,191円
移動がないのでそこまで使ってません。
イギリスのビスケットが大好きなので沢山買いました。
でも、翌日以降全部引きずって歩くことを鑑みなければいけなかったので、涙を呑んで色々我慢しました…
5月5日 ロンドン観光
交通費 サウスエンド・オン・シー → ロンドン:2,000円?
交通費 地下鉄:834円
昼ご飯 パスティ:983円
夕ご飯 スーパー:268円
ライブチケット:15,949円
宿泊費 ホステル :3,800円
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合計:23,834円
急遽見ることにした、来日したことのない海外アーティストのライブ。
ソールドアウトしていて転売屋から買ったのでお高い…
5月6日 ブリュッセル観光
この日の前半の費用。
交通費 Eurostar:19,713円
食費 コーヒー:376円
昼ご飯 ワッフル:834円
交通費 地下鉄:351円
マグリット美術館:1,780円
お土産 ポストカード:1,784 円
お土産 チョコレート:6,376円
交通費 ブリュッセル → アントワープ:1,083円
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合計:32,297円
ヨーロッパの鉄道は、予約が直前になればなるほど価格が上がります。早く予約していたら半額くらいで行けたはずです…
美術館の価格は日本と同じくらいでしょうか。円安のせいでやっぱりちょっと高めかな。
そして高価すぎるチョコレート。
お土産を買うときは大体脳死状態ですが、帰国して冷静にクレカ履歴をみるとなんだこれ!?って震撼しますよね。いやほんとなんだこれ。
5月6日 アントワープに移動して
ロッカー:1,126円
交通費 地下鉄:703円
夕ご飯 レストラン:3,744円
お土産 チョコレート:4,504円
自販:168円
交通費 アントワープ → ハーグ:4,926円
宿泊費 Airbnb:6,520円
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合計:21,691円
観光地価格のロッカーは8ユーロ、日本円で1000円越え。世知辛い世の中になりました…
ご飯も高すぎ……
交通費もばかになりません。
特に私は鉄道で周遊するのが初めてだったので、交通費も宿代なみにかかることを痛感しました。
以前は高速バスで寝ながら移動なんてこともしてましたが、社会人になった今は、限られた時間を有効に使うためには、交通費は反比例して増えていくのが現実ですね。体力的にも高速バスは無理になりそうだしなあ。
5月7日 PCRとアムステルダム
PCR:9,679円
スーパー:500円?
交通費 バス:1,001円
コンビニ:310円
ロッカー:875円
お土産 ポストカード:351円
昼ご飯 アップルタルト:1,086円
ゴッホミュージアム:2,680円
お土産 ポストカード:1,058円
交通費 トラム:451円
交通費 電車 ハーグ ⇄ アムステルダム:3,751円
宿泊費:友達の場所に止まったので無料
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合計:21,242円
PCRはコロナ禍による本来不必要な出費。でもピンキリだと言われていて、安く受けられたほうだと思います。
ポストカードは安価で場所を取らない最高のお土産だから、いつも大量に買います。
5月8日 キューケンコフ
交通費 PCRバス:1,058円
交通費 電車 ハーグ ⇆ レイデン:3,552円
交通費 バス レイデン ⇄ キューケンコフ:1,242円
キューケンホフ入場料:無料(奢ってもらった)
昼ご飯 コロッケサンド:約1,000円(奢った、レシート無し)
お土産 チョコレート:1,129円
大麻:1,588円
夕ご飯:約3,000円(大勢で行ったのでレシート無し)
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合計:12,569円
オランダで合法の大麻を吸いに行きました。意外と安いな大麻!
オランダでは「コーヒーショップ」は大麻を吸えるお店の隠語です。
情報ブログではみんな気を付けて!と注意喚起がされてましたが、私はまさにこのコーヒーショップがオランダの目当てでした。
5月9日 オランダから帰国
交通費 電車 ハーグ → スキポール空港:1,454円
お土産:238円
お土産 ヘルシンキ空港:1826円
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合計:3,518円
この日は午前にホテルを出て、もう空港へと向かいます。
5月10日 日本に無事帰国
綾鷹:140円
海外の最大のデメリット。緑茶がどこにも売ってない。
成田空港で抗原検査を提出した後、問答無用で自販機に飛びつきました。
とても価値のある140円でした。
総額
お待たせしました。
旅費の総額です。
364,008円
わお☆
航空券と保険に22万。
残りの144,008円で6日過ごしたら、1日24,000円程度ですかね。
クレジットカードの請求額を確認したら、火を噴いていました。
まとめ
以前の海外旅行と金銭面の負担が大きく違った点は、
- 航空券の高騰
- コロナを懸念した海外保険への加入
- 見通しが立たない状況下で鉄道などの予約が直前になった
- 1万円前後するPCR検査
かなと思います。
今や海外旅行は気が狂ってないとできないなと思いました。
この非現実世界にぶっ飛べるドラッグを再び手に入れるために、これからも日々こつこつと、正気を保ちながらお金を貯めていこうと決意しました。