カンボジアに来たら、必ず訪問したい場所といえばアンコールワットですよね。
でも、それ以外にも沢山の遺跡があります。
今回は、私が9月の3連休に訪れたアンコールワットと、ジブリの「天空の城ラピュタ」の舞台のようだと話題になった遺跡、ベンメリアについて書いていきたいと思います。
両者とも有名なので、この組み合わせで観光スケジュールを組みたいと思った人もいるのではないかな?と思います。しかし、自分も参考にしようとして調べたら、あまりそういうツアーや体験談がなくて意外に思いました。
その理由は現地についてから分かりました…
カンボジアの滞在期間
遺跡群のある都市、シェムリアップに到着したのは夜。

2日間同じホテルに滞在し、3日目の午後にハノイへ向けて飛び立ちます。
なので遺跡を見れるのは、実質2日目の一日のみ。
私はその日にまず行きたかったベンメリアと、見逃せない気がするアンコールワットに行こうと思っていました。
現地ツアーが有名な会社ベルトラを参考にしたところ、ベンメリアに行く午前だけのツアー、アンコールワットに行く午前だけのツアーなどが存在します。
ということは、所要時間的に考えて、午前にベンメリア、午後にアンコールワットに行くスケジュールが組めるのでは?

同じように考えた方も実は沢山いるんじゃないかと思います。
なぜなら、アンコールワットの遺跡群のチケットは1日だけか3日間か7日間のどれかしかないので、3日もいらないし、そんなに高いチケットは買いたくない!と思ったら、1日に観光スケジュールを全部詰め込むしかないんですよね。
しかしホテルの人に伝えたら、「あまりおすすめしないけどね…」とメールで言われてしまい。時間的に十分余裕がありそうなのに、なぜだろうと不思議に思いました。
でも、実際経験してみて分かりました。
体力的に超絶過酷…!!!
まずはベンメリアへ
午前中は予定通りベンメリアに行くことにしました。
交通手段は2種類
ベンメリアへの片道はタクシーで約1時間。
お金を浮かすならトゥクトゥクもありですが、風に煽られながら1時間ガタガタ揺られるのは地味に疲れそうだと思ったので、私達はタクシーを利用しました。

計画を立てた当初は、お金を浮かせられるところでは浮かせたいと思っていたものの、実際現地に着くと楽を選んでしまうのが旅行というものですよね…
ドライバーはホテルと契約していると楽
私達はホテルに雇われているドライバーにお願いしました。
チケットオフィス付近等で捕まえる方法もあるでしょうが、値段交渉が面倒だと思ったのと、私達の滞在したホテルは事前に価格を提示した表を送ってくれていて、高額ではなかったので利用することにしました。
実際多くのホテルが遺跡巡りのドライバーと契約しているのではないかなと思います。ホテルを予約する時は、その点も考えに入れておくと楽だと思います。
利用したホテル
このホテル、近くに素敵なレストランがあったので、他でも記事を書こうと思います。
チケットオフィス
遺跡群を見るにはチケットの購入が必要で、ベンメリアも例外ではありません。
でも日本にいる時にネットから事前購入を試みたものの、どういったわけか全てのクレジットカードが弾かれてしまいました。
ベンメリアに行くのに、まずアンコールワットの近くのチケットオフィスに寄らないといけないのは面倒だなあと思っていましたが、なんとベンメリアの方面にも別のオフィスがあるとドライバーが教えてくれた為、ホテルから直接そちら方面に向かえました。
遺跡群のチケットオフィスの場所
右がベンメリア方面のチケットオフィスです。
事前にチケットを買いそびれても、ドライバーに言えば立ち寄ってもらえるので、伝えてみてください。
ドライバーは保冷BOXに入った水をくれたりもして、体調面に気を遣ってくれました。
もちろん車内は冷房が効いているし、ベンメリアまではとても快適な旅でした。
ベンメリアに到着

ベンメリアは、木々が生い茂る森の中にありました。道理で見つかるまでに時間がかかったはずです…

入口から雰囲気抜群でテンションが上がりました。
実話ではないものの、「天空の城ラピュタ」の舞台のような場所として有名になっただけあって、その場にいた観光客は皆日本人でした。
日本人の女の子2人に、日本語が堪能な現地人と思わしき人物が張り付いて解説していて、「これ後からチップねだるやつじゃん…」と思いました。
彼は彼女達にひっきりなしに語りかけていたので、ありがたいことに私達の方には来ませんでした、笑
ネット上では、カンボジア旅行は乾季の11月〜4月がベストシーズンだと書かれていますが、ベンメリアを一番に訪問したかったら、個人的には5月〜10月の雨季がおすすめだと思います。

なぜなら苔が瑞々しく映えて、とても綺麗なので。
やっぱり話題になるのも頷けるくらい、雰囲気が最高。


まるで滅んでしまった後の世界に迷いこんだような気分でした。
遠いのもあり、日本人以外の観光客にはあまり知られていないのかな?人も少なくて良かったです。
雨季に来たのに、滞在中にはなぜか雨自体には一切見舞われなかったので、本当にラッキーでした。
とはいえ、やはり乾季がベストと言われるだけあって、訪問した9月半ばもまだ蒸し暑く、立っているだけで汗がしたたり落ちました。
遺跡は意外と広かったです。
若干フラフラしつつ、一時間かけて回りました。
スタッフが所々に立っていて、迷わないように道順を教えてくれました。一瞬チップをねだられるかと警戒しましたが、公式のスタッフらしく、そんなことはありませんでした。
なので、しつこく声をかけてくるような非公式ガイドの助けは全く必要なく、安心して探索できました。
ランチのお店は事前チェックが鍵

ベンメリアからまた一時間かけて街の方に戻ってきて、次の目的地、アンコールワットへ行く前にお昼ご飯を食べました。
ここで注意してほしいポイント!
多くのドライバーは遺跡近くのレストランと契約を結んでいて、観光客を連れてくると利益を得ているみたいです。
私は旅行先のレストランはよくGoogle Mapで探すのですが、遺跡周辺のお店のレビューには、英語でそのような内容が沢山書かれていて、「ぼったくりで美味しくない」と、評価は軒並み最悪でした!
これは絶対に避けたいところですよね。
なので、他人任せにせず、自分で行きたいお店を事前にピックアップしておくことを絶対におすすめします。
私達がお昼を食べたのはこのカフェ。
Brother Bong Cafe


カンボジアはノマド大国なので、安価でお洒落なカフェがいっぱいあるんですよね。
私達のドライバーはホテルと契約しているのもあってか、嫌な顔一つせずに、直接カフェまで車で連れて行ってくれました。しかも1時間後、今度は小回りの利くトゥクトゥクで直接迎えに来てくれることに。
メニュー

私達は2人でエッグベネディクトとワッフルをシェアしました。


こんなにお洒落なのに、どちらもたったの4ドル。

ベトナムもカンボジアもコーヒーが飲めるカフェが沢山あるけれど、いかんせん気候が暑すぎて、ラテアートを描いてもらえるホットを選ぶ気になれないのが残念です。というか、年間を通してホットを注文する人は何割くらいいるんだ…
お昼を食べ終わってしばらくすると、ドライバーが迎えに来てくれました。

今度はアンコールワットへ向かいます。
アンコール・ワット

遺跡は池の中にあるので、橋を渡っていきます。
とても綺麗な青空。

それすなわち、暑い。
もはや、通り雨でもきてくれないかなと思いました。
遺跡の中心部まで、頭上の日光を遮るものが何もない。過酷でした。
その点ベンメリアは森の中にあったので、ベンメリアの方を午後に回すべきだったな… と思いました。というか、絶対そうでした。
なんとなく、遠い方から先に訪問した方がいいんじゃないかなと思ったんです… 私達の失敗をぜひ活かしてください(涙)

でもやっぱり、遺跡と青々とした草との対比がとても素敵でした。
乾季の方が人気で観光客も多いので、綺麗な写真を撮りたかったら、やはり雨季をおすすめします。
国旗に描かれている場所と同じところへ。

汗をふいて、水分を取って、少し歩いて、また立ち止まって…と、こまめに休憩を取りながら回りました。

レリーフがとても凝っていて素敵でした。
アンコール・トム
アンコールワット周辺には沢山の遺跡がありますが、同行者共にすっかりバテてしまい、ここは周囲をトゥクトゥクでぐるっと回ってもらうだけにしました。

遠目で分かりにくいですが、クメール王国の最後の首都だったと言われる、顔の彫刻が沢山ある遺跡です。
アンコールワットの観光ルートは大回りと小回りの2パターンあります。
私達は小回りを選んだうえに、アンコールワット以外の遺跡はこれしか見なかったので、本来なら値切るべきだったんですが、やっぱりこういう交渉は大の苦手。ベンメリア+アンコールワット小回りの、計2つのルートの支払いをしてしまいました。
ドライバーは私が渡した両替したばかりの新品のドル札に大喜びしていました…
またしても日本人はちょろいの前例を作ってしまった気がします。全ての旅人たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
同じスケジュールを組んで、アンコールワット付近は最小限しか見ない方は、遺跡名をちゃんと指定して、ぜひ値切りに挑戦してみてください。
特にタ・プロームは、人気な場所で写真が撮りにくいと言われているうえに、木の根が絡みついているところがベンメリアに似ているので、省いていいと思います。
寄り道も頼めばOK
せっかく個人で乗り物を手配しているのだから、行きたいところには全部寄ってもらいましょう。
ホテルまで戻る道すがら、アンコールワットのクッキーのお店に寄ってもらいました。
Angkor Cookies

The 日本人向けといったお高めなお店ですが、カンボジアで個包装のお土産が買える場所はほとんどないので、貴重なお土産店です。
ドライバーもあああそこねと言った感じですぐに分かってくれました。
ホテルに帰還
ホテルに戻って一息つきました。

めちゃくちゃな冒険をしてきたと思いきや、まだ時間は午後4時なんですね。
ということで、結論。
体力さえあれば、十分に実現可能なスケジュールであることは分かりました。体力さえあれば…!
日が暮れる頃には体力も復活したので、夜の街へと繰り出しました。

長くなってしまったので、続きは別記事にします。
まとめ
アンコールワット+ベンメリア、この2つの遺跡は、あまりおすすめされていないように、一日で見るのは大変でした。
スケジュールに余裕がある方は、やはり分けた方が無難です。
でも体力に自信がある方や、私達みたいにアンコールワット周辺はメジャーな遺跡だけ見れればいいという方ならば、所要時間的には決して不可能ではないので、上手くドライバーと交渉しつつ、挑戦してみてください。
特にベンメリアは、やはり遠くても見に来てよかったなと思わせるくらい素敵な場所だったので。
それでは良い遺跡旅を!