フランス海外旅行記聖地巡礼記

【ヴァニタスの手記】聖地巡礼記① ホテル・シュシュに泊まろう

2022年の年末年始に、「ヴァニタスの手記」の世界を旅してきました!

私が訪れた、漫画の舞台になった聖地巡礼スポットを紹介していきます。

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ヴァニタスの手記はパリが舞台

ヴァニタスの手記(ヴァニタスのカルテ)は、PandoraHearts(パンドラハーツ)を出がけた望月淳先生の漫画で、月刊ガンガンJOKERにて連載されています。単行本は現在10巻まで発売中です。

19世紀のパリを舞台に、吸血鬼人間の二人組が、呪いを振りまくと言われる魔導書を巡って奔走する物語です。

体調の関係でしばらく休載されていましたが、2023年6月から連載が再開するようで嬉しいです!

 

前作パンドラハーツが大好きだった私は、憧れの地のフランスが舞台のこの作品を、好きにならないわけがありませんでした。

念願叶ってフランス旅行ができたので、パリで物語の登場人物たちの軌跡を辿ってきました。

※ネタバレを含むのでご注意ください。漫画を持っている方は、ぜひ片手にどうぞ。

 

まずは彼らのパリ滞在の拠点だった場所に行きましょう。

シャルル・ド・ゴール空港から高速鉄道を利用して、パリの大きな駅北駅まで来たら、地下鉄の7番線に乗り換えてカデ駅(Cadet)まで向かいます。

 

 

ホテル・シュシュに宿泊しよう

引用:望月淳 『ヴァニタスの手記2巻』

今回は、作中で彼らが滞在しているホテルに宿泊しました。

これは、9区に実在するホテル・ショパンがモデルになっています。

 

駅から5分程歩くと、19世紀初頭にできたガラス屋根付きの商店街、パサージュがあります。

このパサージュ・ジュフロワの中に、ホテル・シュシュはあります。

 

すでに雰囲気が最高です。

 

ホテル・シュシュだ…!

 

外観

歴史を感じるけれど、とても可愛らしいホテルです。

 

フロント

引用:望月淳 『ヴァニタスの手記9巻』

表紙裏や番外編、アニメにちょこちょこ登場するこのフロント。

 

とても居心地のいい空間でした。

私が部屋を予約した時は、ただ「漫画の舞台になっている部屋があるので泊まりたい」と連絡したんですが、アニメでも構図や色味が完全に同じことから、これはもうホテル側にちゃんと許可を取ってるな…

 

訪れたのは12月30日。

クリスマスを過ぎてもツリーが飾ってあるのがヨーロッパ。

 

彼らが泊まっていたのは412号室でした。

フランスは、日本でいう1階が0階になるので、実質5階に相当します。

 

螺旋階段

ホテルにはエレベーターもありましたが、ここはアニメにも出てきた螺旋階段を。

螺旋階段は、このあとの旅でも色々なところで見かけました。

フランスではお城や凱旋門の中でも利用されている古いタイプの階段ですが、レトロな感じを醸し出しつつ、現代においても引けを取らない美しさを誇っていて、この旅ですっかり好きになってしまいました。

ヴァニタスのように駆け上がる体力はなかったです…

 

ヴァニタスとノエの部屋

水色の壁紙がとても可愛らしいお部屋です!

 

 

漫画に登場する部屋

引用:望月淳 『ヴァニタスの手記4巻』

アニメでは壁紙の色が変わっていましたが、構図的にこの部屋で間違いないでしょう。

 

窓を開けると、ノエが気に入っていた景色が広がっていました。

パリでの生活が始まる…!

 

彼らはしょっちゅう屋根に登ってるけど、これは普通の人間には絶対に無理だなと悟りました。

 

食堂

引用:望月淳 『ヴァニタスの手記5巻』

ヴァニタスとノエが朝ごはんを食べていたり、ジャンヌドミニクが話をしていたりした場所。

 

10ユーロで朝ごはんが食べれます。

チェックアウトの時に申告して支払うので、その日の気分で利用できて便利。

 

ノエの飼い猫のムルはいないけど、黒猫のクラリネットに会えました。

ホテルの中を我が物顔で闊歩してました。とても人懐っこかったです。

運が良ければ、自分の部屋に入ってきてくれたりもするらしい…

 

私はやっぱり彼らのいた食堂に入ってみたかったので、一日だけ朝食を利用しました。

シンプルだけど、美味しいヨーロッパの朝ごはん。

 

 

ホテルの予約方法

予約はこちらから↓

2 stars hotel in Paris center / OFFICIAL WEBSITE
BOOK DIRECTLY - Official Website less expensive than Booking.com Hotel Chopin, charming and romantic is located in heart...

事前に412号室に泊まりたいと連絡しておくと、快く用意してくれるはずです。私は部屋番号は知らなかったので、「the blue wall room」(青い壁紙の部屋)と伝えました。

(※予約の混雑状況にもよるので確実ではありません)

もしかしたらもう、沢山のファンが訪れているかもしれないです。

ここを拠点にすることで、彼らの行動が色鮮やかに浮かび上がってくるので、聖地巡礼目的でパリを訪問するのなら、ぜひこのホテルを予約してみてください。

 

さあ、 朝ごはんを食べたら出発しましょう!

 

 

ホテルを出て、初めに訪れたのはこの場所。

 

ギャルリ・ヴァランティーヌ

引用:望月淳 『ヴァニタスの手記1巻』

オルロック伯爵の事務所のある、ギャルリ・ヴァランティーヌのモデルは、パリで最も人気なパサージュの一つ、ギャルリ・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)です。

 

漫画の二人がいつもしているように、ホテルから徒歩で辿り着くことが出来ました。

ホテルのあるパサージュ・ジュフロワとは違った、豪華絢爛な感じ。

ガラス屋根と梁の装飾がとても芸術的なアーケードを進みます…

 

引用:望月淳 『ヴァニタスの手記1巻』

…流石は人気な観光地。

人混みが凄すぎて、ちゃんとした写真が撮れませんでした、涙。

 

事務所に続く螺旋階段もありました。

ここで二人はオルロック伯爵と出会い、ヴァニタスの書を手に吸血鬼たちを救うという目的を共にします。

 

 

聖地巡礼スポットまとめ

 

彼らの物語が始まるのを感じていただけたでしょうか?

次は物語に登場する様々なスポットをチェックしていきたいと思います。

 

 

Kana

ミニチュアフード作家
海外旅行の体験談や、訪れた素敵な場所、食べた美味しい物を投稿しています。

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